ある世界の話

この宇宙が生まれる前、二つの宇宙があった。光の宇宙と闇の宇宙である。


光の宇宙にはジ・アイオーンという精神生命体がおり、光の力によって宇宙を護っていた。そこには、星々を超えて広がる超古代文明があった。


闇の宇宙にはダーク・アルコーンと呼ばれる機械生命体がいた。彼らは光の宇宙に出現し、ジ・アイオーンの力を奪おうとした。また、彼らは星々の文明を襲い、そこに住む人々を吸収した。


光の宇宙に出現した6体のアルコーンを、12体のルクス・マキナが迎え撃つ。その結果、5体のアルコーンを倒したものの、5体のルクス・マキナがその中に吸収され、アルコーンの身体と混ざり合っていた。


ダーク・アルコーンのさらなる侵略を制限するため、そして五体のルクス・マキナを回収するために、ルクス・マキナの1体が光の宇宙の中に『結界宇宙』を構築した。その領域はいくつもの銀河を包み込む広さであり、その中心には太陽系があった。


現代。アポロ11号が月面人(ルナリアン)と接触したのを機に、人類は地球外の種族と交流を持つようになっていった。人類は自分たちの技術とは別の技術、『魔法』をルナリアンから学び、結界宇宙の秩序を超えた存在『モンスター』のことを知る。


人類は地球の他、火星や月にも移住するようになり、宇宙人たちの作った組織『宇宙警備隊』も地球人(アースリング)と関わるようになっていった。


火星には、宇宙警備隊の養成校である『学園都市ニミュー』がある。この学園には地球人も通っている。ニミューはディム・ラニース共和国に属している。


火星にはもう一つ、「ルモフェイル帝国」という国があった。ルモフェイル人はアルコーンを崇拝し、闇の魔法を使う。女王ルーツィフィアもまた、闇の魔女にして強力なレヴェナントである。


レヴェナントとは何か。ダーク・アルコーンの力で汚染された生命体、死体は、レヴェナントに変化することがある。レヴェナントは再生能力と、モンスターへの変身能力を持ち、さらに個体ごとの異能を持つ。レヴェナントは他者から光のエネルギーを吸収したり、闇のエネルギーで他者を汚染する。その存在はアルコーンにとって「駒」あるいは「効率的な食事」である(ただし、ルーツィフィアはアルコーンの支配を拒み、それに匹敵する力を持っている)。


ルモフェイルは闇の力による火星全土の支配を企んでおり、一方のディム・ラニースは宇宙警備隊の援助による決着を望んでいる。だが、双方とも互いを滅ぼせる力があるため、大規模な戦いはなかなか起こさない状態が続いている。